金環日食

さて満を持して本番ですよ。天気が心配だったが、時々雲は出たものの、大体は撮影できたのでよかった。戦果はこんな感じ。総撮影枚数212枚から良さげなものを抽出してみた。後半がちょっと雲のせいもあってイマイチなクオリティだが。

生で見たのは初めてだが、やーなんかすごいねあれは。三日月の腕がみるみる伸びていって環が閉じたあたりで、興奮でなんかよくわからん独り言を呟いてた気がする(笑)。近くに人がいなくてよかった。金環食になった直後に雲が厚くなってちょっと焦ったけども。あわててNDフィルタを外して撮影続行できたのでまあなんとかなった。というか、怪我の功名で、雲が自然の減光フィルタとなって、却って味のある写真がとれたかもしれない。これはこれでよかったかも。

ちなみに、NHKの中継できれいに映ってた(後で録画を見た)ベイリービーズだが、あとでよく見たら一応撮れてましたよ。もうちょっと露出をかければもっとはっきり見えたかもしれないが、そこまで試す時間的余裕がなかった。これは専用にもう1台カメラを準備しないとたぶん間に合わないと思う。

いやいいもの見せてもらった。有休取った甲斐があった。さて来月6日の金星太陽面通過はどうしようかな。また有休取るか考え中。レア度では今回の比ではないようだが、見た目地味そうな現象だからな(笑)。

予行演習

金環日食の日が近づいてきたので、撮影の練習をしてみた。
いうまでもないが、太陽光は強烈なので直接視てはダメ、絶対。カメラで撮影するときは専用のNDフィルタを使うべし。私が買ったのはマルミのDHG ND-100000。…はてなの商品検索で引っかからないところからして、相当マイナーな商品の模様。
で、Nikon J1のレンズ径は40.5mmなのだが、世の中に出回っている太陽撮影用のフィルタでこの径に合うのは存在しないので、ステップアップリングを使って径をあわせてやる。こちらの商品に至ってはAmazonのサイトからページが消えてしまった。今月頭にはまだ注文できたんだけど。どんだけマイナーなのかと。

で、早速撮ってみた。こんな感じ↓。

焦点距離110mm、f/16で露出時間を色々変えてみたうちの2枚。左:1/400s、右:1/100s
左の方がいかにも球体、という感じに見えるが、一方で右の方が黒点が比較的見やすい。日食の場合はどっちの方が見栄えがするかね。やはり色々露出を変えて撮ってみるしかないか。

ちなみに、直接太陽を視てないとは言っても、太陽の方を向いているカメラの背面のモニタを見ることになり、そのままだと眩しくて操作し難いったらないので、ちょっと工作してみた。

Amazonさんの空き箱もたまには役にたちます。見た目がイマイチだが、これで落ち着いて操作ができる。

…で、ここまで手間をかけたはいいが、当日は晴れるんだろうな、おい。

超月

この間、日食観測用のサングラス目当てで買った天文雑誌を読んでたら無性にカメラが欲しくなったので、つい買ってしまった。

どうもカメラと言えばNikon、というよくわからん刷り込みがあるらしい。店に行くまではオリンパスのPenを買うつもりだったのだが、土壇場でひっくり返った。一応、一眼レフにカテゴライズされるんだろうか、これは。どっちかというとレンズが交換できるコンデジ、と言った方がふさわしいかもしれないが。はぢめての一眼レフ、ということでとりあえずこの辺にしておいた。これで一眼レフに慣れておいて、物足りなくなったらもう少し本格的なのを改めて買う、ということにしておく。

で、今日はスーパームーンで月が近いらしいので撮ってみた。

基本的に、カメラに関する知識が10年以上前のコンデジレベルで止まっているせいだと思うが、三脚も使わずにこの程度の写真が撮れる今時のカメラすげー。PC上でトリミングしたりフィルタかけたりしてるので、生データでこのままの画像、というわけでもないが。ちなみに生の撮像データだと視野内でこの程度↓の大きさ。

どうもピントがいまいち甘い気がするので、もっとシャープな画像を(フィルタ処理に頼らず)撮れるように精進すべし。

しかしまあ、この程度の大きさで撮れるなら今度の金環日食が楽しみ。

年度初めのご挨拶

昨年秋から契約社員として勤務しておりましたが、今日から同じ会社で正社員にクラスチェンジしますた。とりあえずは一安心。

…なのだが、我が部署はその成立過程のせいか慢性的に人手不足感がハンパないのでどうにかしたい。なんか自分たちでリクルートしろとか無茶なこと言われてるのだが。どうせいと。

それはともかく、年度初めに当たって展望を述べるとすれば、

あたりと思われる(何の展望だ)。

ご報告

グランナイツヒストリーを買ったっきり更新が途絶えていたので、これだとネトゲの暗黒面に堕ちて廃人と化していたかのように見られたかもしれないが、ちょっとそれどころでない事態が起きた訳で。

勤務先が倒産しますた ・゚・(ノД`)・゚・。

いやあいきなり来ましたな。一応震災原因の倒産、という名目になってたようだが(社名を知っている人はググるべし)、内部にいた人間からすると、震災あんまり関係ないんじゃね? という気がしなくもない。我がことながら、酷い売り上げ状況でしたな実際。社内失業者がゴロゴロ。いや、私はちゃんと営業活動してましたから失業状態じゃないですよ? あまり仕事取れてなかったけど。

ま、結論から言うと、倒産の噂を聞きつけたとある会社のお偉いさんから声がかかり、所属部署(の一部)ごとその会社にもらわれていきましたとさ。おかげでこのご時世の割には、サクサク次の仕事を見つけられてラッキーだった。とりあえず、仕掛かり中の仕事を移籍先で早急に進めないといけなかった都合上、今年度は契約社員扱いなので来年度以降どうなるかちょっと不透明だが。まあなんとかなるだろ。

というわけで今月から新しい職場なのだが、

  • 勤務先が少々遠くなった(前職の職場への通勤時間より片道約20分プラス)
  • 勤務がフレックスでなくなった(ので、出勤時間がラッシュにまともにぶつかる)
  • 服装がスーツ必須になった(前職では、顧客と会う以外は普段着)
…と、色々変わった点も。
ただ、通勤に関して言えば、一応うちの最寄り駅は始発駅で、タイミングを合わせれば比較的楽に座れるのがわかったので、まあいいかという感じ。たとえ座れなくても、各停に乗ってると結構頻繁に乗り降りがあるせいか、それなりの確率で途中で座れることも多い。実際、今日は行き帰りとも座れた。今までは(別の私鉄の)準急・急行を利用していたせいか、途中で降りる人があまりいなかったのでこれはわからなかった。
服装についても、正直今までが緩みすぎな感もあったので、この年になってようやく社会人らしくなったような気がしている(笑)。あと、普段着の時と比べてあんまり服装を考えなくてもいいから却って楽な気も。

まあそういうわけなので、関係各位におかれましてはよしなに。

はぢめてのオンラインゲー

グランナイツヒストリー - PSP

グランナイツヒストリー - PSP

とりあえずプリンセスクラウンつながりで買ってみたのだが。中身もよく知らず。いやRPGであることと、一部オンラインの要素があること、程度は知っていたのだが、蓋を開けてみると「一部」どころの話ではなく半分ぐらいオンラインゲーだった。
開始時にまず3国のうちのどれかを選び、そこに属する騎士として騎士団を率いて戦う。騎士団は、はじめのうちは「見習い」として自国内での各種クエストをこなしつつレベルを上げ、見習い期間修了後は、王に叙任されて一人前の騎士となり、隣国との領地争いに身を投じることになる(「戦争」モード)。
見習い期間がオフライン、叙任後の戦争モードは基本オンライン(オフラインでもできるが、適当なところでオンラインにして情報更新しないとあまりやってる意味がない)。ちなみに、見習いから叙任されると、戦争モードでしか使えなくなるので注意。とは言え、見習いモードの方も並行して進めないと戦いが有利にならないので、両方で騎士団を並行して育成する感じになる(騎士団1つが4人パーティ、戦争モードで最大3、見習いモードで1パーティ保持できる)。
で、この戦争モードがまたなかなかに曲者で。戦うとその結果に応じて「貢献度」なるポイントがもらえるのだが、そのポイントが一定値たまらないといいアイテムが買えない。しかもこのポイント、一定期間(現実時間での1日。この期間でゲーム内の戦争1回、という設定)でリセットされるという、なかなにシビアな仕様。つまり「アイテム欲しけりゃ1日死ぬ気で戦え」ということかw。
…で、今もう少しポイントためると欲しいアイテムが買えるのだが、残り時間が数時間に迫ってるので実は悠長にブログなぞ書いてる場合ではない。というわけで他の話はまた後日。じゃっ。

PCのパーツを取り替えてみた

うちのメインPCは一応自作なわけだが、その割には6年弱前に組んで以降ロクにいじっていなかった(1年くらい前にビデオカードを交換したくらいか)。自作ユーザたるもの、もっと頻繁にパーツ交換して、余ったパーツでもう1台組めるくらいなのが普通なんでは、とは思っていたのだが(偏見)。で、さすがに6年も経つと、アプリの要求するスペックが厳しくなってきてですな。webサイトを見てると、画面の両端にアフィリエイト貼り付けまくりのブログなんかで固まったりとか。ま、あれはJavaScriptで配列データを大量に持たせると覿面に処理が遅くなるIEのダメ仕様のせいでもあるが。あとは1年前くらいに導入したATOK2010の動作のモッサリ感がいい加減耐え難くなってきたのもある。それから、これはマシンスペックのせいではないが、ビデオカードを交換してからというもの、動画サイトを見てるとかなりの高確率でブルースクリーンになる、という問題も。
というわけなのでパワーアップしてみた。問題はどこまでパワーアップするかなのだが…、

  • まずCPUは交換しないと話にならない。
  • とは言え、今時Athlon64なんて売ってないし。というわけで必然的にマザーボードも交換。
  • となると、今時のマザーボードDDRメモリなんぞ使えるわけもないので、メモリも購入の必要あり。
  • CPUは、マルチコア全盛とは言っても、アプリ側があまり最適化されているように見えないので、コア当たりの性能も重要な気がして、AMDからIntelに変更(こっちの方がコア毎の性能は上らしい)。
  • 3Dバリバリのゲームとか、その辺の重たそうなアプリを走らせる予定はあまりないので、はじめはCore i5あたりでいいか、とも思ったが、半年前くらいに実家で買ったPCがCore i5マシンで、あっちと同性能なのも業腹なので(何故)Core i7にしとこう。
  • HDDは…、そういや3年前に買ってみたはいいが結局塩漬けにしてしまったのがあるのであれでいいか、とも思ったが、今時のマザーボードだとSATA3(6Gbps)対応が当たり前みたいなので、このスピードは活かさないともったいない。ということでHDDも新調。つかHDD安いな。500GBなら3000円台とかなにその安さ。
  • メモリは…、上に書いた通りあまり重たいゲームとかやる気がないので4GBも積んどけば充分か、と思ったのだが、これまたDDR3メモリがバカみたいに安い。これはもっと積まなきゃソンソン。ということで8GB。でも5000円ちょい。
  • となると、OSはWinXP(32bit)のままでは4GBまでしか認識してくれなくて意味がない、ということでこの際だからWin7(64bit)へ。
  • 7のどのバージョンか、という話になると、会社ならともかく、自宅で使うならHome Premiumで充分な気もしたが、ちょっと古めのソフトを動かしたくなるかもしれないということも考え(7が64bitということもあるし)、XP Mode対応のProfessionalに。ただし、これがあるなら今持っているXPのパッケージはいらなくなるので、アップグレード版にして多少節約。
…ということで、なんつーかガワ以外ほぼ総取っ替え、という状況に。
買い物は、いちいちパーツ屋巡りするのも面倒なので、全部ドスパラの通販で。実は作業自体は先週の休みからやっていたのだが、ちょっとトラブルがあって先週のうちに終わらなかった。今週も仕事の後にちょっとずつ作業をして、ようやく今日になって落ち着いてブログを書ける状況になった、という感じ。以下、主なトラブル箇所。
  • 今回買い換えなかったDVDドライブの接続。IDEのドライブだったのだが、はじめにWinXPが普通にインストールできたのできちんと繋げているのかと思いきや、OSを立ち上げてみるとディスクがまともに読めないというよくわからない状態。いろいろいじってみた結果(ここで1日浪費した)、単にケーブルが前から使っていた40芯だったのが原因。マザーボードに付属の80芯のケーブルに取り替えたら大丈夫だった。説明書をよくみたらきちんと書いてあった(教訓:よく読もう)。ちなみに余談だが、はじめに80芯ケーブルに取り替えて起動してみたら今度はOSが立ち上がらなくなった…ように見える事態が発生したが、これは単にディスプレイケーブルがきちんと挿さっていなかったため、というオチ。ええい紛らわしい。
  • Win 7(64bit)へのアップグレード。付属の「Windows7ガイドブック」なるものを見ると、「PCで64ビットバージョンのWindowsが実行されている場合は、64ビットディスクを使用します」などと書いてあるので、じゃあうちの場合は32bitのXPだから32ビットディスクか、と判断してそれを入れてみたところ、確かにWin7にアップグレードはされるのだが、32bitの方でアップグレードされてしまった。あれ、bitを選択する欄なかったよね? と思って何度かアップグレードのウィンドウを確認するも指定方法が不明。アップグレード版の場合は、元OSが起動している状態でアップグレードディスクを読み込むもんだと思い込んでいたのだが(実際、32bitOS上で64bitのディスクを入れても読めない)、結局、32bitから64bitにアップグレードする場合は、元OSがインストールされている状態で、64bit用ディスクからマシンを起動してインストールするのが正しい手順だったという。なんというフェイント。
…というわけでやたら時間を食ってしまったが、ようやく一通り環境は整った。おかげさまで快適な動作環境。ブラウザもサクサク動く。ATOKの変換も快適。動画もちゃんと再生できる。ついでに言うとHD動画でもカクカクしない。すばらしい。というかCore i7すげー。4コア8スレッドすげー。タスクマネージャでCPU表示が8レーンに分かれててすげー。でもブラウザだけだと全然使われてなくてもったいない(笑)。
しかしまあ、今回新しく組み直すのに結構な時間がかかったわけだが、だからといって丸ごと買い直すのと比べてそれほど金額的に節約できたか、というとそうでもない。今回、パーツ(CPU、マザーボード、メモリ、HDD)とOSで7万弱くらい使っているのだが、今時は、ほぼ同スペックのマシンがプラス2万位で買えちゃうんだよね。なんというか、「自作は割に合わん」という気がする今日この頃。今回は趣味でやっているのだから別にいいが、例えば仕事に使うPCを自作にして経費を浮かそう、というようなことは考えない方がいいような気がする。パーツで買った場合との差額と、組み上げる手間(と、作業中に失敗するリスク)を考えると、節約した金額に見合うほど私の単価は安くない。
Intel CPU Core i7 i7-2600K 3.4GHz 8M LGA1155 SandyBridge BX80623I72600K

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