なんか、えらく久々にササニシキ宮城県産)を買ってみた。仙台に住んでいた頃、生産量でヒトメボレに取って代わられたあたりからずっとこの銘柄は買ってなかったような気がする。ま、単にたまたま普段買っているところと違う店に行ったら宮城県産ヒトメボレが売ってなかったので、代わりに買っただけなのだが。

ちなみに、我が居住地付近における米の販売状況を見ると、完全に中部地方あたりから来るコシヒカリ全盛であり、東北に並々ならぬこだわりがある人間としてはなんだか面白くないわけだが。なんかあっちの方が安売りしてるし。5kgで500円近く安かったときもあったな。しかしそんなときでもかたくなに宮城県産しか買わない私であった。こだわりと言うのであればどっちかというと山形のはえぬきかどまんなかあたりが欲しいところだが、どうにもマイナーすぎてこの辺では売ってないっぽい。

まあ、別にコシヒカリが嫌いというわけでもないのだが。強いて言えば、ヒトメボレとかササニシキに比べると風味が強いというか、味が濃いというか、そんな気がしなくもない。いや目の前に出されたら食うけどね、普通に。

せっかく珍しい(あくまで主観)銘柄を買ったので、炊きたてをかっ喰らう。米そのものを味わうために、おかずはシンプルに。

旅館の朝飯もかくや、というお米用おかず過多。どんぶり飯3杯はいけます。いかんけど。ちなみに晩飯。こうやって見ると地味だ。久々に食べるササニシキは何もかも皆懐かしい。いやあくまで気分だけ。たぶん知らんうちにちょくちょく食ってたと思う。いや言われなきゃわからんって実際の話。って身も蓋もない。