まだまだあぶない刑事（デラックス版）

まだまだあぶない刑事 デラックス [DVD]

何サクッとデラックス版とか買ってますか俺。Amazon恐るべし。

思えば、映画第一作目が出たのは高校1年の頃で、さすがに映画1本に1万ン千円もかけるわけにいかなかった（思えば昔は高かった）ので、ビデオレンタル屋からデッキ込みで借りて観たもんです。いやデッキは家にちゃんとあったけど。2台いるでしょ、何かと。それに比べると、ネットでデラックス版をカード買いなんて、父上母上、息子はこんなに立派に成長しました。

…経済活動的には立派に成長したが、金を使う内容があまり進歩してないのはいかがなものか。

というわけで映画6作目であるが、改めてみると、やはり、いくらはじめのドラマ版から19年が経過しているとは言え、仲村トオル：ヒラ刑事→捜査課長、浅野温子：ヒラ刑事→少年課長、木の実ナナ：少年課長→署長、小林稔侍：捜査課長→県警本部長、という昇進っぷりはありえねえの一言。つーかこの昇進って5作目から今作の間に起こっているので実質的に7年間か。しかしまあ、この作品はやはり、アクションとコメディを堪能し、「見終わった後に何も残らない（舘ひろし・談）」割り切りぶりを楽しむ作品ですから。そーゆー細かいことに拘ってると立派な大人になれません。

加えて言うなら、この作品は前作「Forever」で打ち止め、と思ってたところに7年の時を経て復活した作品であり、特典映像で出演者の一人が言っていたように「同窓会のような」ノリで見るべきモノかと。この感覚は初期TV版からリアルタイムで追っかけてた人じゃないと味わえない感覚ではなかろうか。で、その感覚を十二分に味わえる人間としては、特典映像も含めてニヤニヤしながら至福の時間を味わうのでありました。