THE 有頂天ホテル スペシャル・エディション

THE 有頂天ホテル スペシャル・エディション [DVD]

明日、というか明けて今日発売のはずなのだが。別件でビックカメラ本店に行ったらフライング販売中。結局映画館には観に行かないでしまったし、と思って映画代分上積みしてスペシャルエディションをゲット。

早速観てみましたが。…なにこの役者の浪費っぷり。なんというか、これは、すごすぎ。戦力の一極集中がかくも大きな破壊力を持つとは。いや実際のところ、シナリオ的にそれほど盛り上がるタイプの物語じゃないんだけども、たたみかけるようにガンガン小ネタが投入されてくるあたりが非常に好み。大晦日でてんてこ舞い、という雰囲気がよく出ている。これはもう、あれだけ多くの役者陣を隙なく配置して動かす場を作り上げた三谷幸喜監督を褒めるべきなんではないかと。

そして、三谷作品恒例のチョイ役探しであるが。なんか新選組の隊士があちこちに顔を出していたような。局長と筆頭局長と三番隊組長はともかく、他にも旗持ちの人とか、監察の人とか、あと土方に嵌められて切腹しちゃった人とか。特に、最後の人は劇中で絡む相手が筆頭局長なので、さすがわかってらっしゃる、な使い方。

ところで、ダブダブの中の人が誰か即座にわかったのには、さすがは俺、と思った。