10年ぶりのナンバーシリーズ

聖剣伝説4

聖剣伝説4

ドット絵から3Dに変わって、「こんなの聖剣伝説じゃねえ」などと否定的な人も多そうではあるが。森の中の雰囲気とか、柔らかな感じがこれはこれでいいかも。

アクション面では、ゲージがたまったら攻撃、というシリーズ特有のシステムがまるっきり変更になり、純粋にアクションRPGなシステムに。水平方向の移動だけでなくジャンプのアクションも加わって、かなりアクション性が強くなっている。どちらかというと同じスクウェアの「デュープリズム」とか「武蔵伝」の方に近い感じ。フィールド上のオブジェクトに当たり判定があるのが特徴的。樽なんかを敵集団のど真ん中に吹っ飛ばして玉突き衝突で大ダメージ、てのが快感。なんだこのならず者主人公。アクションゲームとしてはこの爽快感は評価高し。ただしカメラワークがやや難ありか。敵との位置関係がわからなくなるときがたまにある。これを見てると、64ゼルダのZ注目機能は秀逸だったと再確認。あれくらいの操作性だったら文句はなかったのだが。