脳の神秘

昨日書いた「胡桃の日」の件だが、自己解決した(たぶん)。
今朝方、例によって出勤時間ギリギリまで寝倒し、寝ぼけた頭で身支度をしていたときのこと。昨日書いたブログのネタが頭の片隅に残っていたのか、脳内プレーヤーでは無意識のうちに「胡桃の日」が──正確に言うと「(自分の認識では)どこかに存在していたと思われる『宅間さんマリンバ派手派手バージョン』の『胡桃の日』が収録されたアルバム」が──鳴っていた。

※「鼻歌」でなく「脳内プレーヤー」てのがポイント。鼻歌だとどうしても意識しないと歌えないので「無意識」にならない。
で、「無意識」なもんだから、脳内プレーヤーは「胡桃の日」が終わったあと、そのまま次の曲へ進むわけである。そして、次の曲のサビ部分にさしかかったところで、

「♪ ON THE WAY〜」

と頭の中で鳴っていることに唐突に気がついた(笑)。あれ、なんでいつの間にか「Glass Age」が再生されてるのん?
さて、さだファンの人ならもうピンと来てるはずであるが、「Glass Age」において「道の途中で(ON THE WAY)」の前に収録されている曲は何かというと、はいその通りどう見ても「春雷」です、本当にありがとうございました。
というわけで、昨日のエントリのオチとして半分冗談で書いた「『春雷』と混同してる?」というのが冗談でなくてマジだった、というのが今回のオチであった。連続して聴くと明らかに違う曲なのはわかるんだが。確かにはじめのうちは、るりかけすがどうのこうの言っていたような気がするんだが、いつのまにか僕は美しく散ってしまっていた。
しかしまあ、MP3プレーヤーが導入されてからというもの、音楽を聴くスタイルとしては「お気に入り曲を突っ込んでシャッフル再生」が主流になり、アルバムをCDで通して聴くなんて最近はほとんどなかったのに…というかそもそも「Glass Age」はCDでは持っていないので、通して聴いた時期はそれこそカセットテープで聴いていた7、8年前とかそういうオーダーの時間で隔てられているはずなのに。こんな風に曲の並びまで無意識に再現するとは、これはもう深層意識まで刷り込まれていたに違いない。