20年ぶりのリプレース

ネタ的にあまり面白みがなかったので書いていなかったのだが、思うところがあって年末に保有資産（主に古家電）を一括処分したのですよ。うちの家電って、長年生活スタイルが変わってないせいか、大学入学時に購入したのを延々と使っているのが多くて。いやそこまでケチらなくてもいい程度には充分稼いでるんじゃね？ と思ったので、炊飯器とか電子レンジとかコタツとか、あとついでに古パソコンとかCRTとかプリンタとか、大粛正の嵐。
で、その中でもひときわ古いブツが、高校1年時に親に買ってもらったコンポ。

ソニーのリバティ（LBT-V725）。大学時代に拙宅においでいただいた人なら覚えているかもしれないが、テレビの隣に鎮座していたあのデカブツですよ。
何せ20年のつきあいですからね。文字通り半生を共にしているわけで、処分するのは断腸の思いだったわけだが、アンプがいかれて雑音が酷いのでは仕方がない。あとはかさばるのもネック。バブルコンポの異名は伊達じゃない。
最近は（コンポが調子悪かったのもあるが）CDをそのまま再生するということもあまりなくて、もっぱらmp3に変換してウォークマンで聞くのがメインだったが、CDの再生環境がPC以外にないというのもそれはそれで不便なので、会社帰りにちょっくら調達してきた。

DENON CDレシーバー プレミアムシルバー RCD-M37-SP

なんというか、最近のアンプはコンパクトですな。とっても。コンソールもシンプルだし。デフレ・不況の今を体現しているようで、バブルコンポとは好対照。こだわりの点として、USB端子がついていて、メモリを差すとmp3も再生できる奴、だけどiPod対応機能はいらねえ、というのがあったので、店頭に並んでいるのだとほぼこれ一択だった。ああ、雑音が出ないアンプってすばらしい。ワンポイントアドバイスとして、mp3再生時にファイル名かID3タグをコンソールに表示できるのだが、全角文字は化ける（というか表示できない）ので注意。まああまり気にしないので個人的にはどうでもいいが。
ちなみに、この製品はスピーカーは別売りなのだが、どうしたかというと。

リバティのスピーカーを使い回し、の図。「断腸の思いで」処分、とか言っておきながら、スピーカーは捨てられなかったのであった。きっと何かの役に立つ!!とか言って。おかげで早速役に立てたが、大きさがアンバランスなことおびただしい。
まあ、本体は残念ながら処分せざるをえなかったが、その魂はスピーカーと共に生き続けるのである(笑)。